理系就活

【例文あり】理系企業受かるエントリーシート(ES)の書き方

受かるエントリーシート(ES)の書き方(理系志望向け)

こんにちはー!!ひこまるです!!

理系の方から、エントリーシートに関してこんな不安をよく聞きます。

エントリーシートでどのように自分をアピールすれば良いのかわからないよ
まだ研究成果出てないから、実験内容が書けない…

こういった悩みに答えます。

本記事の内容

メーカーなど理系企業を希望している学生がエントリーシートを書く際に意識すること

良いエントリーシートの書き方とその例

エントリーシートが落ちてしまう原因

エントリーシートは、企業に自分をプレゼンする最初の機会です。

是非、このサイトで上手なアピール方法を学び、選考を通過できるエントリーシートを書けるようになりましょう!

この記事では、実際に理系人気No.1の総合電機メーカーから内定をもらった自分の経験からお話します。

こんな方におすすめ

理系学生で本選考のエントリーシートをこれから書く方

良いエントリーシートを書くために意識することを把握したい方

エントリーシートを書く上で、やるべきことを知りたい方

エントリーシートを書く際に意識すること

企業にアピールする2つのポイント

エントリーシートを書く際に大切なことは、

企業が自分を欲しくなるような内容を書くことです。

そんなの、当たり前じゃん!

って感じですよね。

しかし、ここを意識して書くことが、選考を通過できる良いエントリーシートを書くための最大のポイントです。

では、企業はどのような人材に入社してもらいたいと考えているのでしょうか?

 

もしかしたら、みなさんは「企業ごとに欲しい人材は違うだろうし、それをイメージして書くなんて難しそう」と思うかもしれません。

しかし、たった2つのことをアピールするだけなので、全く難しくありません。

その2つとは、

・自分は、企業に利益をもたらせる人材である
・自分は、入社したら長く働くことが確定している

です。

企業は、どんな人に入社して貰いたいか考えてみよう

大きなコストを払ってでも採用したい人材とは、企業に利益を還元できる人材のことです。

また、新卒の社員に対しては、時間とお金をかけてをかけて研修を行うため、すぐに辞めてしまいそうな人を入社させたいとは思いません。

したがって、この2つのポイントを上手にアピールすることができれば、誰にでも面接官に響くエントリーシートが作れます

理系企業のエントリーシートで問われる項目

エントリーシートでは、以下のような項目がよく問われます。

志望動機・希望コースで取り組みたいこと

研究内容

自己PR・学生時代に力を入れたこと

ここでは、各項目それぞれで、実際に私が提出したエントリーシートを用いて解説します。

本記事では、「志望動機・希望コースで取り組みたいこと」をまとめて「志望動機」と呼ぶことにします。
同様に「自己PR・学生時代に力を入れていたこと」を「自己PR」と呼ぶことにします。

理系学生のエントリーシートの「志望動機」

「志望動機」で伝えるべき2つのポイント

上記で説明したように、エントリーシートには、2つのポイントをアピールしましょう。

・自分は、企業に利益をもたらせる人材である

・自分は、入社したらしばらく働くことが確定している

そのために、志望動機では、

・自分が入社したらどのようなことができるのか

・その企業を選んだ自分独自の理由

を入れることが大切です。

自分が企業に対してできる貢献を書くことで、利益をもたらせる人材であることをアピールします。

また、その企業を選んだ特別な動機をアピールすることで、内定辞退や早期の退職の可能性が低いことを印象つけることができます。

「志望動機」の構成の例

ここでは、私がs◯nyに提出した「希望コースで取り組みたいこと」を例に上げて、構成の説明をします

具体例に興味のないかたは、ボックスを開かずに飛ばしていただいて大丈夫です。

希望コースで取り組みたいこと(300文字以内)

希望コースで取り組みたいこと(300 / 300)

私はプロジェクターの光源開発を希望いたします。
→①結論を一言で書く

私はプロジェクターファンで、貴社が世界で最初にレーザー型を開発したと知ったことがきっかけでインターンシップに参加しました。
→②貴社でなければいらない自分独自の理由

最前線で2週間学ばせていただき、プロジェクターが持つ感動を作る力を改めて実感し、今より多くの場面で活躍させたいと考えました。
→③結論を裏付ける体験

そのために必要なこととして、コストダウンが挙げられます。そこで私は現在用いられている光源をより安価で性能の良い製品へ改良したり、レーザーに代わる次世代光源の開発に携わりプロジェクター活躍の場を広げます。
→④自分が企業で貢献できること

自分たちの世代で今までにない次世代製品を開発するために、世界をリードする貴社で開発の仕事に携わりたいです。
→⑤入社後の抱負

構成のポイントは5つです。

①結論を一言で最初に書けているか

②貴社でなければいけない自分独自の理由が書けているか

③結論を裏付ける体験が書けているか

④自分が企業に入社したらどんな貢献ができるかが書けているか

⑤入社後の抱負を書けているか

①結論は最初に一言でまとめて書きましょう。

大企業であれば、エントリーシートを見る方は、1日に数千枚程度見ることもあります。
流し読みされることを前提に、わかりやすく結論から書くことが大切です。

②では、
・なぜこの業界なのか
・その業界の中でも特にこの企業を選んだのか
を表現しましょう。

③では、①で書いた結論を裏付ける自分独自の理由を書きます。
②と③はどちらを先に書いても構いません。

④で自分が入社したら、この企業にどんな貢献ができるのかを書きます。

今回は、「希望コースで取り組みたいこと」という項目ですので、具体的に書くことを特に意識していますが、「志望理由」を聞かれた際も④を一番丁寧に表現することが大切です。

目安としては、全体の25%近くは「貢献できること」を書きましょう。

⑤抱負を書くことで、やる気をアピールすることができます。
文字の制限数にもよりますが、自分の長所などを少し入れることもおすすめです。

こんな「志望動機」は改善すべき!

志望動機を書く際に注意すべき点は2つあります。

・ただのファンアピールで終わらない

・一文は長くても60文字程度で書く

特に注意すべきは、志望動機を「ただのファンアピール」で終わらせないことです。

志望する企業のファンアピールをすることは、他の企業との差別化も出来て良いと思います。
しかし、それで終わってしますと、

好きなのはわかったけど、この人は結局、どのような利益を出してくれる人なんだろう?

と企業の方に考えられてしまします。

自分が貢献できることをしっかりと表記しましょう。

また、他のエントリーシートの項目にも当てはまることですが、文章の一文が長くなってしまうことがあります。

長い文は、とにかく読みにくいです。
長くなった場合は途中で切って、60文字程度に抑えるようにしましょう。

 

理系学生のエントリーシートの「研究内容」

成果よりも重視すべき2つのポイント

理系は、文系に比べて選考が早いため、3月ごろにはエントリーシートを完成させておく必要があります。

多くの人にとって、その時期までにに成果をあげることは難しいと思います。
私自身、卒業直近までしっかりとしたデータをとることができていませんでした。

しかし、そんな方も安心してください。
極論を言えば、就職活動に置いて大きな研究成果は、特別重要ではありません。

企業が「研究内容」で知りたいことは

・課題を見極め、解決する力があるか

・知識のない人にもわかりやすい説明を行えているかどうか

この2つです。

メーカー企業で活躍するためには、課題解決能力と自社の製品の説明能力を問われます。

研究内容を通じて、その力が自分に備わっていることをアピールしましょう!

そのためには、小さな進捗でも十分です。

具体的に、自分が取り組んだ課題とそれをどう乗り越えたかを中心に記述しましょう。

「研究内容」の構成の例

ここでは、私がpanas◯nicに提出した「研究内容」を例に上げて、構成の説明をします。5

具体例に興味のないかたは、ボックスを開かずに飛ばしていただいて大丈夫です。

研究内容(500文字以内)

研究内容(488 / 500)

私の研究は冷却Sr分子の生成です。
→①今行っていることを一言で言い表す

原子や分子は極低温状態で常温時にない特殊な性質を持ちます。特に分子は内部構造が複雑のため、冷却分子を精密測定することで未知の物理現象の解明に役に立つと非常に注目されています。
→②研究意義

量子光学では、物質の冷却にレーザーを用います。一般にレーザーは熱するイメージですが、例えば原子などの物質が特定の方向に運動する場合、対向するレーザー光を照射すると、その物質の運動量は減少します。これは物質を冷却したことになります。レーザー冷却を行う場合、原子種に応じて特定の波長のレーザーを使います。
→③実験概要

Sr原子の場合461nmですが、現在ある461レーザーは、安定性が原子レベルではよくないため良いデータを得られませんでした。
→④課題

そこで、私は他の光学分野で使われる「第二次高調波発生」という技術に着目しました。これは特殊な結晶を用いることで光の波長を半分の値にする技術です。約7μmの結晶の入り口に特定の角度で正確にレーザーを入射するのは非常に難しいですが、この方法により安定な波長のレーザーから461レーザー光を作ることに成功しました。
→⑤どのように工夫をして乗り越えたのか

現在は冷却分子の生成に取り組んでおりその後制御を行います。
→⑥今後の展望

構成のポイントは6つです。

①今行っていることを一言で言い表す

②研究意義を説明する

③実験概要を説明する

④課題を説明する

⑤どのように工夫して乗り越えたのかを説明する

⑥今後の展望を書く

実験内容も必ず、聞かれている問いの結論から述べるようにしましょう。

繰り返しになりますが、研究内容では

課題をどう工夫して乗り越えたか

が非常に重要です。

なるべく、具体的に工夫を述べられるように⑤はボリュームを多めに説明しましょう。

企業によっては、研究概要と工夫したことを別々に聞くこともありますが、この構成を守れば、別々に書いても、読みやすい実験内容になると思います。

理系学生のエントリーシートの「自己PR」

企業に入社したら何ができるかアピールしよう!

自己PRでも、「私は企業に価値を提供できる人材である」ということをアピールする観点で書いていきましょう。

そのためにも、自分にどのような能力があり、それを企業でどのように発揮できるのかをイメージしましょう。

例えば、理系の企業で需要がある人物は、以下のような要素を持ち合わせている人材です。

・リーダーシップがある

・何事にも粘り強く挑戦できる

・率先して業務に取り組める

・コミュニケーションに長けていて、チームを良い影響を与えられる

もちろん、企業によって求めている人材は多少異なりますので、この例以外の長所でも構いません。

長所を決めたら、それを効果的に表現するためのエピソードを決めます。

大切なことは、「自分がアピールしたい長所」を「適切に表現できているエピソード」を使うことです。

これは、「学生時代に力を入れたこと」でも同様です。
自分の長所を明言しないだけで、どんな能力があるかをアピールすることが大切な項目だからです。

「自己PR」の構成の例

ここでは、私がs◯nyに提出した「学生時代に力を入れたこと」を例に上げて、構成の説明をします
自己PRは、ほぼ「学生時代に力を入れたこと」と構成が同じになりますので、具体例の後、簡単に説明いたします。

「学生時代に力を入れたこと」の構成の例

具体例に興味のないかたは、ボックスを開かずに飛ばしていただいて大丈夫です。

学生時代に力を入れたこと(500文字以内)

学生時代に力を入れたこと(488 / 500)

私が最も注力したのは、アルバイトの塾でチーフとして教室運営をしたことです。
→①取り組み内容を一言で表す

私がチーフとなった時、生徒数が減少する問題が起きました。課題は、毎週変わる「連絡事項や講師へのお願い」が全講師へ行き届いてないことでした。講師が教室のことを把握していないと保護者の方に不信感を抱かれます。
→②そこにあった課題やその原因

そこで、それぞれの曜日でチーフ以外にリーダーを決め、伝達をお願いしました。人から直接伝達されることで、連絡が徹底されるようにし、また運営側を増やすことで、教室をリードする自覚を持つ人を増やすという意図がありました。
→③解決策

その結果、連絡は習慣化され、講師同士で教室や生徒のことを考える時間や行動が増えました。そして退塾は減り、現在は私がチーフになった当初より生徒数を10%ほど増やすことが出来ました。
→④解決策を実施した結果どうなったか

私はこの経験を得て、チームへの働きかけ方を学びました。何か問題が起きた時、トップダウンで命令するのは簡単ですが、クオリティの高い仕事や小さなミスをなくすことは難しいです。コミュニケーションを大切にして、メンバーが自主的に考え行動しやすい環境作りが大切と感じました。就業後もチーム一丸となってプロジェクトに取り組んでいきます。
→+αそこで得た学び、どのように企業で活かしていくのか

構成のポイントは4つです。

①取り組み内容を簡潔に説明する

②そこにあった課題とその原因を説明する

③解決策を提示する

④どのような結果が得られたかを説明する

+αその経験から何が得られ、企業でどのように活きるのかを説明する

流れは「研究内容」と同様です。

①一言で概要を説明します。
課題とその解決策に割合を増やしたいので、①は最小限で良いです。

②では、
・何が課題なのか
・その原因は何か
(必要であれば、それによってどんな悪いことが起きるのか)
について、状況を知らない人にもわかるように説明します。

そして、③と④で課題の解決策、その結果を提示します。
・具体的に工夫した点
・それによって、得た成果を明確に示す(できれば数値を用いて)
この2点をしっかり意識しましょう。

基本的な構成は①〜④となりますが、ここで一つポイントです。

自身の書いたエントリーシートを読み、どんどん削れるところは削ってしまいましょう。

わかりやすく書くことを意識していると、特に意味のない具体例などを長々説明してしまいがちです。
間延びした文章は、面接官からみると良いエントリーシートとは言えません。

不必要な言葉はどんどん短くして、内容が詰まった文章を作りましょう。

文字を削り、制限文字数に届かなくなってしまった場合は、+αでその経験で得た学びについて書きましょう。

「自己PR」の構成

簡単に自己PRの構成についてご説明します。

自己PRは「学生時代に力を入れたこと」とほぼ同様の構成です。

①自分の長所について一言で説明する

②その長所を発揮したエピソードの概要を簡潔に説明する

③そこにあった課題とその原因を説明する

④どのように解決したかを提示する

⑤どのような結果が得られたかを説明する

①をつけただけで、残りは「学生時代に取り組んだこと」と同様です。

また、文字数が少なくなってしまった場合は、+αでそれをどう企業で活かせるかを記入しましょう。

「自己PR」で気をつけるべきテーマ

「自己PR」や「学生時代に力を入れたこと」では、企業に好まれないテーマがあります。

それは、

・大学入試
・TOEICのテスト

などの試験に関わるものです。

これらのテーマは、粘り強さを表現するために使われることがありますが、自分の行った工夫が書きにくく、またよく被るためお勧めしません。

他にも、

・部活と勉強の両立を頑張った
・様々なことに対して、全て均等に力を注いだ

というアピールも、面接官からすればそれほど魅力的には感じられません。

特に注力したことを一つピックアップして具体的に書いてみましょう。

企業に刺さるエントリーシートを書いてみよう

エントリーシートを書く際に意識することを確認してきましたが、いかがでしたでしょうか?

最初はなかなか上手にかけないことも多いと思いますが、エントリーシートは書き直した回数だけ、いいものが出来上がります。

友人にコメントをもらいながら、是非何度でも書き直してみてください。

また、より良いエントリーシートを書くためには、自己分析や業界研究が欠かせません。

よろしければ以下の記事も参考にしてみてください。

自己分析記事作って貼る
業界研究記事作って貼る

今後も理系の就職に役立つ発信を行っていきます!

よろしくお願いします!!